アマゾンギフト券の売買は実際の店舗での取引ではなく、そのほとんどがWeb上で行われています。
これはアマゾンギフト券などの電子ギフトはメールでも送ることができる物質的な「形」が存在しない特徴があるからです。
そのためアマゾンギフト券の買取は基本的にEメールタイプのギフト券やカードタイプギフト券をメールで送信することによって買取業者に送り買取代金が指定した銀行口座に振り込まれることになります。
この売買されるアマゾンギフト券の状態というのはAmazonやコンビニなどで購入しアカウントにチャージされる前の状態でしか取引することができません。
では操作ミスなどでアカウントに登録してしまったアマゾンギフト券を換金することはできるのでしょうか?
もくじ
アカウントにチャージされたアマゾンギフト券
アマゾンギフト券の使い方としてはギフト券に記載されている14桁若しくは15桁のギフト番号をアカウントに登録することによって買い物の支払いに使用することができます。
もちろんアマゾンギフト券を使用して買い物をする目的でアカウントにチャージするのであれば問題ありません。
しかし換金する目的で購入したアマゾンギフト券を誤ってアカウントに登録してしまうケースも少なからずあるのです。
ではアカウントにチャージされた状態のギフト券残高を換金する方法はあるのでしょうか。
アマゾンギフト券はAmazonサイト内ではお金と同様の価値があります。
そのためアマゾンギフト券の残高を使用して新たにアマゾンギフト券を購入することができれば買取業者で換金することはできるでしょう。
ところがアマゾンギフト券では購入することができないものがあります。
Amazonの有料会員となるプライム会員の年会費とアマゾンギフト券の購入はできないのです。
したがって登録されたギフト券残高ではアマゾンギフト券は買えません。
ではそれ以外の方法でチャージされた状態のアマゾンギフト券を換金する方法はあるのでしょうか?
Amazonで買い物をし転売する換金方法
Amazonでは1億点を超える商品が販売されており生活用品から家電製品・食料品まであらゆる商品があります。
そしてチャージタイプのアマゾンギフト券を購入すれば最大で2.5%のアマゾンポイントが付与されるのです。
そのため海外では銀行の預金と同じようにアマゾンギフト券を購入し生活をするという活用方法も実際に行われています。
そこまで利用価値のあるアマゾンギフト券を換金したいというのは日本人だけの特徴なのでしょうか?
もっともシンプルな考え方をすればアマゾンギフト券で買い物をしその商品を換金すれば実質的にアマゾンギフト券を現金化することができます。
この方法はカードでお金の看板のクレジットカードのショッピング枠現金化と同じ要領といえるでしょう。
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今から20年前のクレジットカード現金化では大型家電量販店で最新のノートパソコンやデジタルカメラを購入し転売することによってショッピング枠を現金化していました。
つまりアマゾンギフト券で換金性の高い商品を購入し転売することによって現金化することができるのです。
では実際にデジタルカメラを参考にAmazonで販売されている価格と買取価格を比較してみました。
あるデジタルカメラの買取比較サイトではソニーのデジタル一眼レフカメラが263,970円での買取価格が提示されていました。
このデジタルカメラをAmazonで販売価格を調べてみると
329,500円で購入することができます。
つまり329,500円分のアマゾンギフト券が263,970円で現金化することができるのです。
この際の換金率はといいますと、約80%となります。
したがってAmazonで買い物をすることによって現金化すれば80%の換金率になりますが、この数字で納得できるのであればよいでしょう。
アマゾンギフト券がチャージされたアカウントの売買という方法
このアマゾンギフト券の販売・買取という商売はオンラインゲームの通貨やアイテムを現金売買するリアルマネートレーディング(RMT)が起源とされています。
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RMTでは通貨やアイテムの買取・販売だけではなくスマホゲームのアカウントの売買も行われているのです。
スマホゲームのアカウントは携帯電話の機種変更をする際にも移動することができるためその要領で取引されます。
そしてRMTの運営会社が手がけるアマゾンギフト券買取サイトでは通常のEメールタイプやカードタイプだけではなくアマゾンギフト券が登録されているアカウントの買取も可能なのです。
このギフト券付きアカウントの買取の手順としては
- アカウントに登録されているクレジットカード情報を削除
- アカウントにログインするためのアドレスとパスワードを通知
- パスワードが変更されログインできなくなる
- 買取代金が振り込みされる
といった流れとなります。
つまりAmazonのアカウントが買取されるため、そのアカウントは使用することができません。
そのため再度、別のAmazonのアカウントを新たに作成する必要があります。
このようにアカウントに登録されたアマゾンギフト券を換金することも可能ですが、通常のギフト券買取と比較すると効率的ではないためお勧めはできません。
買取ボブでチャージ済みのamazonギフト券が換金できるようになった
現在でも多くの方が買取ボブでamazonギフト券を換金しており、買取ボブの人気は衰えることはないでしょう。
そんな買取ボブでの新たなサービスとしてAmazonのアカウントに登録されているチャージ済みのギフト券残高の換金が開始されました。
通常のamazonギフト券買取業者ではアカウントに登録されていない有効なギフト券のみの買取となりますが、買取ボブではアカウント内にあるギフト券残高を換金することができるのです。
しかもamazonのアカウントの買取ではなく、アカウント内のギフト券残高のみの買取となるため、買取後にはアカウントをそのまま使用することができます。
この買取ボブのアカウント内残高の換金に必要となるのは
- 必要最低限の個人情報
- 登録済みギフト券
- 身分証の写真のアップロード
といった通常のamazonギフト券の換金と同じ内容です。
登録済みのamazonギフト券換金の条件としては
- 最低3,000円以上のギフト券残高がなければ換金できない
- 現金化まで一週間程度の時間がかかる
- 買取率が70%となる
- ギフト券残高を全て現金化できるわけではない
といった内容となり、通常のamazonギフト券よりも劣る部分は否めません。
それでもこのAmazonのアカウントに登録済みのギフト券を買取ボブだけであり、他の買取業者よりも優れた点といえるでしょう。