換金目的としてアマゾンギフト券を購入している方の半数以上はEメールタイプのアマゾンギフト券を利用しています。
もちろんプレゼントとしてもEメールタイプのギフト券はすぐに相手のメールアドレスに届くことから利便性は高いといえますが、「メールでギフト券を贈る」というのに慣れていない方にはプレゼントとしての実感がわかないのではないでしょうか。
そのためプレゼントやお祝いとして贈るアマゾンギフト券はカードタイプの方が好ましいという方も少なくありません。
確かに利便性や時間効率でいえば圧倒的にEメールタイプの方が優れていますが、プレゼントとしてのギフト券は形として存在するカードタイプの方がありがたみがあるといえるでしょう。
つまりキャンペーンの特典や企業のインセンティブとしてはEメールタイプが適していますが、Giftとして相手に贈るのは商品券やQUOカードのように形のあるカードタイプの方が喜ばれることになります。
ただどのタイプのアマゾンギフト券であっても額面の価値に違いはありません。
1万円分のアマゾンギフト券はシートタイプであっても印刷タイプであっても1万円の買い物しかできないのです。
ではカードタイプのアマゾンギフト券を換金する際にはその他のタイプのギフト券との違いはあるのでしょうか?
カードタイプのギフト券を買取業者で換金する手順
インターネット上にあるアマゾンギフト券買取専門サイトでもっとも多く売買されているのはEメールタイプのギフト券となります。
Eメールタイプのアマゾンギフト券の換金は買取業者が指定するメールアドレスにギフト券のメールを転送するだけで買取代金が振り込みされるのです。
その点、カードタイプはメールで送ることはできません。
その代わりギフトカードを郵送することはできます。
ではカードタイプのアマゾンギフト券を換金するにはギフトカードを買取業者の所在地に郵送するのかといいますと、そうではありません。
一般的なアマゾンギフト券の買取サイトでは
- カード裏面のスクラッチの部分を削る
- 記載されているギフト番号の部分を携帯電話のカメラで撮影
- 撮影したギフト番号の画像をメールに添付
- メールを買取業者のアドレスに送信
といった流れでカードタイプのアマゾンギフト券を買取業者に送るのです。
Eメールタイプと比較すると少々手間がかかります。
しかしカードを郵送することを考えれば送料はかからず、瞬時に買取業者に送ることができるためEメールタイプと同じように換金することが可能です。
カードタイプのギフト券で注意するポイント
アマゾンギフト券にはいくつかのタイプがありますがギフト券の内容というのは2つしかありません。
- ギフト券の額面
- 有効期限
という簡単なものでそれ以外にアカウントに登録済みや一時的のロックがかかっているなどの状態があるのです。
Eメールタイプのアマゾンギフト券にはギフト券の額面も有効期限も記載されていますが、カードタイプには記載のないものもあります。
カードタイプのギフト券の額面
コンビニや大型家電量販店に並べられているカードタイプのアマゾンギフト券を見かけることはよくあります。
カード表面には3,000円や5,000円といった金額が記載されておりそれがギフト券の額面となるのです。
そう考えるとカードタイプギフト券には額面が記載されているように思われますが、カードタイプにはバリアブルカードというものがあります。
バリアブルカードには決められた金額はなく1,500円から50,000円までの範囲を1円単位でギフト券の額面を指定することができるタイプのギフト券なのです。
つまりプレゼントされたアマゾンギフトカードがバリアブルカードだった場合、プレゼントした方に金額を尋ねるのは無礼といえるでしょう。
したがって金額のわからないカードタイプのギフト券となってしまいます。
しかしアマゾンギフト券はギフト番号から金額を確認する方法があります。
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そのためカードタイプのギフト券でも換金する際に額面を確認することができるのです。
カードタイプのギフト券の有効期限
バリアブルカードであってもギフト券の額面を確認することは可能です。
ではもうひとつの有効期限についても確認する方法はあるのでしょうか?
カードタイプのギフト券は表面に金額が記載されているものがありますが、有効期限はありません。
そしてギフト券の額面を確認する方法はありますが有効期限は確認することはできないのです。
つまりカードタイプのギフト券を有効期限を確認するためにはアカウントにチャージしなければなりません。
アマゾンギフト券は一度アカウントにチャージすると他のアカウントには移動することはできず、アカウント内で買い物をするしかないのです。
したがって半数以上の買取業者では換金することができない登録済みのアマゾンギフト券となってしまいます。
唯一、カードタイプのアマゾンギフト券で有効期限を確認する方法は購入時のレシートしかありません。
レシートには購入日が記載されているためその日から1年間が有効期限ということがわかります。
ただプレゼントされたカードタイプの場合、レシートを確認できないため有効期限は登録しなければわかりません。
なお未使用の有効期限の過ぎてしまったアマゾンギフト券でも金額を確認することは可能です。金額が表示された場合でも有効期限が切れていることもありますので注意が必要となります。
カードタイプギフト券は無効のものも存在する
カードタイプのアマゾンギフト券1万円分を友人からプレゼントされました。
さっそくAmazonで買い物をしようと思ったところ、「ギフト券は無効です」と表示されたのです。
ギフト番号に誤りがないか確認しながら何度もチャレンジしましたが登録することはできません。
これをいただいた友人に問い合わせたところ先ほどドン・キホーテで購入したばかりのものだそうです。
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つまり購入したばかりのカードタイプのギフト券であっても使えないケースもあるということになります。
ではなぜ購入したばかりのアマゾンギフト券が無効となっていたのでしょうか?
これはAmazonカスタマーサポートに問い合わせなければわかりません。
アマゾンギフト券をいただいた友人がすぐにカスタマーサポートに連絡し確認したところ、Amazon側がギフト券を一時的にロックしていたことがわかりました。
なぜ正規に購入したアマゾンギフト券がロックされたのかといいますと、最近、コンビニなどで購入したギフト券が騙し取られる詐欺被害が急増しており、大量に購入されるカードタイプのギフト券をロックしているのです。
そしてこれまで無効となっていたギフト券は無事アカウントに登録することができました。
これはカードタイプのギフト券が無効となっている一例であり他にも様々なケースがあります。
すべてのアマゾンギフト券はAmazonのサーバー上で管理されており、金額や有効期限の確認だけでなくギフト番号の凍結・解除や有効期限の延長などの操作が可能なのです。
たとえばコンビニで販売されている状態のギフトカードはまだ支払いはされていません。
そのためカードにはギフト番号が記載されていますが有効なギフト番号ではないのです。
このようにカードタイプのギフト券があっても実際に有効なものとは限りません。
そのためカードタイプのギフト券を換金する際には十分注意する必要があるのです。