インターネット上には相当な数のアマゾンギフト券買取サイトがあり、初めて見る方にとってはどの買取サイトも同じように感じられるのではないでしょうか。
買取業者の違いはサイト名と買取率くらいでそれ以外は気にすることなく申し込みする業者を決めていることになります。
しかし実際には各買取業者ごとに買取率だけではなく
- 銀行振込手数料
- 買取代金の入金時間
- プランの有無
- キャンペーン特典
- 購入手続きに関するサポート
といった違いがあるのです。
この細かな違いというのはホームページを見るだけでは把握することはできず、実際に利用してみなければわかりません。
つまりアマゾンギフト券の買取業者というのは同じ運営会社となるグループもありますが、詳細な内容は異なっているのです。
一社一社の特徴は細かく分類されますが、実はアマゾンギフト券は大きく2つの種類に分類されています。
ところがアマゾンギフト券を換金しているユーザーにはその事実を知らされることはありません。
ではこのアマゾンギフト券買取業者の種類の違いについて解説していきます。
半数以上の買取業者はギフト券を転売した後に買取代金を振り込みしている
金券ショップという商売は顧客から買い取った切手やコンサートのチケットを店頭で販売することによって利益を上げる商売です。
つまり金券類の高価買取だけではなく販売もしなければなりません。
アマゾンギフト券の買取というビジネスも金券ショップ同様、買取しているだけでは一方的に現金がなくなってしまうでしょう。
したがって買い取ったアマゾンギフト券を売却しているのです。
アマゾンギフト券の買取業者は多数ありますが、アマゾンギフト券の格安販売だけを行っているサイトというのはごくわずかしかありません。
では多くの買取業者はどこで買い取ったギフト券を転売しているのかといいますと、個人間売買が可能なマッチングサイトを利用しているのです。
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ユーザーからメール等で受け取ったアマゾンギフト券を即座にマッチングサイトに出品し取引確定後に買取代金をユーザーの銀行口座に振り込みするという流れでアマゾンギフト券を換金しています。
そのためこのような転売型の買取業者では売買相場が高い時期までの時間がある方には高い買取率で換金できるプランと当日中に振込が可能な即日プランが設けられていることが少なくありません。
こちらの転売型買取業者の特徴としては即日プランの場合でも出品し取引確定後となるためどんなに早くても1時間はかかります。
したがって10分程度で振込されることはなく比較的時間がかかる特徴があるのです。
一部の買取業者ではギフト券をアカウントに登録し振込となる
大半のアマゾンギフト券買取サイトではマッチングサイトで転売することによってギフト券を現金化しています。
そしてほとんどのマッチングサイトは自社で買取サイトも運営しているのです。
したがってアマゾンギフト券の買取業者は密接な関係にあります。
ではそれ以外となる一部の買取業者はどのようにアマゾンギフト券の処理を行っているのかといいますと、実は自社のAmazonアカウントにギフト券を登録しているのです。
アマゾンギフト券の一般的な使用方法はアカウントに登録することによってAmazonで買い物の支払いに使用することができます。
しかし一度アカウントに登録したアマゾンギフト券は
- 他のアカウントにギフト券を移動
- アマゾンギフト券の再度購入
といったことはできないためアカウント内で使用するしかありません。
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つまりアマゾンギフト券を転売する方法とは全く異なることになります。
では自社アカウントに登録されたアマゾンギフト券はその後どうなるのかといいますと、各業者によって差はありますが原則的には一眼レフカメラやノートパソコンを購入し現金化しているのです。
このアカウントに登録する買取業者の特徴としてはユーザーから受け取ったアマゾンギフト券をアカウントで確認でき次第買取代金の振込となりますので転売型よりも圧倒的に早く送金することができます。
しかしながら最近では問題なく登録できたギフト券であっても「保留中」となるケースがあるためリスクがあるのです。
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アマゾンギフト券を換金するユーザーにとっては現金化した後のギフトの行方についてそこまで気にかける肩はいないでしょう。
しかしアマゾンギフト券の買取業者についてどのような企業なのか、本当に安全なのかは知る必要があるのではないでしょうか?
基本的にどのようなケースでも換金しているユーザーが不利益を被ることはありません。
しかし転売型の買取業者でアマゾンギフト券を換金したところ「このギフト券は別のアカウントに登録済みと判断されたためお買取できません」と伝えられることもあるのです。
間違いなく数分前に購入したばかりのアマゾンギフト券を送ったにもかかわらず「別のアカウントに登録済み」ということには納得できないでしょう。
これは買取業者が悪質なわけではありません。
このようなケースは買取業者がマッチングサイトで出品し購入した相手の落ち度若しくは悪意によるものでなのです。
わかりやすく説明しますと買取業者はマッチングサイトに出品し売却が完了してから買取代金を送金しています。
ところが購入者が取引の確定をせず「エラー」となった場合、
- 出品者(買取業者)が取引中止
- 購入者が取引成立
の手続きを行うまでは確定することはありません。
この購入者によるエラーも誤った場合と故意的なものがあり、トラブルに発展することもあるのです。
一方、登録型の買取業者は基本的に法人による運営となります。
そしてアカウント登録後の送金となりますが、途中で使用できないと判断された場合に返金を要求されるケースもあるのです。
これはごくまれなケースでしかありませんが、返金に応じなければ法的措置を図ることもありえますので注意する必要があります。
どちらの方法でも基本的には安全で問題のない売買取引となりますが、なかには悪意のある買取業者もいますので気をつけましょう。