普段からテレビをよく見ている方にとって番組の合間にあるコマーシャルが印象に残ることも少なくないでしょう。
そんなテレビCMのなかでも携帯キャリアのコマーシャルは強烈なインパクトがあります。
2016年度の企業別CM好感度ランキングでは2年連続で1位を獲得していたauによる
- 桃太郎
- 金太郎
- 浦島太郎
の三太郎のCMが2016年度も首位の座を守り3年連続第1位となりました。
そして第2位も3年連続となるソフトバンクのお父さん犬で有名な白戸家のコマーシャルです。
テレビCMではauに勝つことはできませんでしたが、本業の携帯キャリアとしてのソフトバンクは2016年はこれまでの勢いを失いつつあります。
これはソフトバンクが日本ではiPhoneを使用可能なキャリアとして急成長を遂げていましたが、他の大手キャリアでもiPhoneを利用できるようになった影響から顧客が他のキャリアに流出しているのが原因といえるでしょう。
そんなソフトバンクは2015年8月よりMy Softbankからソフトバンクのキャリア決済となるまとめて支払いでアマゾンギフト券が購入できるようになりました。
つまり他の大手キャリアよりも率先してソフトバンクはアマゾンギフト券を開始したのです。
2017年現在でもドコモやauのホームページからはアマゾンギフト券を購入することはできません。
ではこのアマゾンギフト券を携帯キャリア決済で購入する先駆けともいえるソフトバンクはその後どのように変化していったのか見ていきましょう。
もくじ
ソフトバンクのキャリア決済でアマゾンギフト券が買えた!
2015年8月からソフトバンクのホームページ内でアマゾンギフト券が販売開始されました。
ソフトバンクの携帯電話利用者であれば、現金がなくても買い物ができる「まとめて支払い」でアマゾンギフト券が購入できます。
- My Softbankからアマゾンギフト券を購入
- アカウントとパスワードでログイン
- 購入するアマゾンギフト券の金額を選択
- ネットワーク暗証番号を入力し決済
- メールにてアマゾンギフト券が送られてくる
といった流れによって簡単にアマゾンギフト券を購入することができるのです。
しかし開始から1年も経たない2016年4月には
「システムメンテナンスのためサービスを一時中止しています。」
と表記されそれから1年後の現在でも一時中止の状態が継続しています。
このソフトバンクの対応に伴い、Web Money PINCOMでもソフトバンクのキャリア決済が使用できなくなりました。
ではなぜこのような事態に陥ってしまったのかといいますと
一部のユーザーによる不適切なソフトバンクまとめて支払いの利用
によってソフトバンクがキャリア決済を利用停止する措置を下したのです。
この詳細な内容はわかりませんが、おそらく
- まとめて支払いでアマゾンギフト券を購入した利用者の支払い遅延増加
- 他人になりすましまとめて支払いでアマゾンギフト券の不正購入
などが考えられます。
したがってまとめて支払いによるアマゾンギフト券の購入は一時停止ではなく今後も再開する見込みはないといえるでしょう。
ソフトバンクのキャリア決済は現金化することはできない
クレジットカードのショッピング枠現金化よりも手軽に誰でも利用できる携帯キャリア決済の現金化は大勢の利用者がいる資金調達方法といえるでしょう。
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PINCOMで携帯キャリア決済を使ってamazonギフト券を購入する方法
最近では格安スマホや格安simといったこれまでの携帯電話料金よりも格安で利用できるサービスが普及しつつありますが、それでも大手キャリアを利用し続けている方は少なくありません。 大手キャリアの提供してい ...
しかし現在の携帯キャリア決済の現金化はPINCOMで販売されているアマゾンギフト券を購入し転売する現金化方法しかありません。
つまりソフトバンクのキャリア決済となるまとめて支払いはアマゾンギフト券の購入ができないため、現金化することができない携帯キャリア決済なのです。
ソフトバンク利用者による携帯決済現金化の方法
「今すぐお金が必要なのにソフトバンクのキャリア決済だけは現金化ができない」と嘆くユーザーは少なくありません。
格安スマホはキャリアメールやキャリア決済というサービスない分、月々の電話料金を安く抑えることができますが、大手キャリアと契約しているにもかかわらずソフトバンクだけは不便に感じることもあるでしょう。
ところがソフトバンクのまとめて支払いではまったく携帯決済現金化ができないわけではないのです。
確かにPINCOMやMy Softbankではアマゾンギフト券をまとめて支払いで購入できなくなりました。
しかしまとめて支払いではアマゾンギフト券以外の電子ギフト券を購入し換金する方法もあるのです。
ではまとめて支払いの現金化にはどのような電子ギフト券で現金化されているのかといいますと、appleの製品で音楽のダウンロード購入やアプリの課金に利用できる電子ギフトの「iTunesカード」で代用されています。
iTunesカードはアマゾンギフト券同様、英数字の羅列となるギフトコードをアカウントに登録し使用することができるギフト券です。
したがってソフトバンクでまとめて支払いを使用しiTunesカードを購入し換金すれば現金化することができます。
ただiTunesカードはアマゾンギフト券と比較すると買取率が10%近く低い割合となる点があります。
これには理由がありアマゾンギフト券はAmazonで安く販売されることはほとんどありませんが、iTunesカードは頻繁にキャンペーンが実施され
- ギフト券が10%増量
- 15%offで販売
- 1,000円分サービス
など割安で購入することができるからです。
しかしながらまとめて支払いで購入する際にキャンペーンが開催されているとは限りません。
ほとんどがギフト券の額面の価格で購入することになるため現金化するには換金率の低い電子ギフトといえるでしょう。
ソフトバンクの携帯決済でアマゾンギフト券が買える裏技
ソフトバンクのまとめて支払いではiTunesカードを購入することは可能ですが、換金率が低いことから効率的な現金化方法とはいえないでしょう。
決済金額に対して換金される金額が少ないほどユーザーにとっては負担が大きくなるからです。
ではソフトバンクのキャリア決済では換金率の高いアマゾンギフト券が購入できないのかといいますと、実はまとめて支払いで決済し間接的にアマゾンギフト券が買える裏技があります。
この裏技はソフトバンク利用者であれば誰にでも利用可能な方法であり、ソフトバンクのキャリア決済現金化には必要不可欠な存在といえるでしょう。
まとめて支払いでアマゾンギフト券を購入するためには
大手キャリアではキャリア決済でチャージすることが可能なプリペイドカードを発行しています。
プリペイドカードはクレジットカードではありませんので審査不要でキャリアとの契約があればすぐに発行されます。
キャリア決済でチャージしたプリペイドカードはクレジットカードの国際ブランドのロゴがあるお店で買い物に使用することができるのです。
ソフトバンクのプリペイドカードはVISAのロゴがありますのでVISAカードとして買い物ができます。
ではソフトバンクのまとめて支払いでアマゾンギフト券を購入する方法を解説していきます。
- スマートフォンやパソコンからまとめて支払いでソフトバンクにチャージ
- Amazonサイトのアカウント作成
- アカウントにソフトバンクカードを登録
- アマゾンギフト券をソフトバンクカードで購入
といった流れでソフトバンクのキャリア決済でもアマゾンギフト券を購入することができるのです。
ソフトバンクカードでアマゾンギフト券を購入するメリット
現在、ソフトバンクのキャリア決済でアマゾンギフト券を購入する方法はプリペイドカードを経由しAmazonでギフト券を購入するしかありません。
しかしこのプリペイドカードを経由しアマゾンギフト券を購入する方法にはいくつかのメリットがあるのです。
Tポイントが貯まる
ソフトバンクカードには国際ブランドのVISAのロゴの他にファミリーマートやTSUTAYAで使えるTポイントのロゴもあります。
ソフトバンクカードで買い物する際に200円につきTポイントが1ポイント貯まるのです。
したがってキャリア決済でチャージしたソフトバンクカードで5万円分のアマゾンギフト券を購入すると、250ポイント貯まることになります。
これを1年間続けることによって年間3000ポイント貯まりますで無駄にはできないでしょう。
PINCOMを使用せずにアマゾンギフト券を購入できる
携帯キャリア決済の現金化というのはここ数年で登場した比較的新しいビジネスですが、キャリア決済でアマゾンギフト券の購入が可能なPINCOMに依存していることは間違いありません。
そして各携帯キャリアやAmazonは換金目的によるアマゾンギフト券の購入及び転売を認めてはいないため携帯決済現金化の温床となっているPINCOMが規制され始めたのです。
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PINCOMが換金・転売防止のためにamazonギフト券の購入を制限!
何年か前までは街中に「カードでお金」や「ショッピング枠を即日換金」といった看板がありました。 これはいわゆるクレジットカードのショッピング枠現金化の広告ということはご存知かと思います。 このクレジット ...
このPINCOMによる制限によってこれまで毎月数万円の携帯決済を現金化したユーザーが1万円までしか利用できなくなってしまった方も少なくありません。
その点、このキャリア決済をプリペイドカードにチャージしアマゾンギフト券を購入する方法であればPINCOMを利用することなくアマゾンギフト券が買えます。
つまりPINCOMによる制限の影響を受けることなく携帯決済を現金化できるのです。
これはソフトバンクだけに限らずドコモやauのユーザーにも有効な方法といえるでしょう。
それだけではなくキャリア決済をプリペイドカードにチャージしているため、換金目的でキャリア決済を使用していることにはなりません。
あくまでもチャージしたプリペイドカードで買い物をしているだけですので各キャリアの利用規約に反する行為ではないのです。